めんどくさいオジサン

めんどくさいと言いながらいろいろやる趣味ブログ。最近は音楽制作とキャンプ。

夏用ミックス『さまーそるときっく 2016』についてちょっと解説!

お盆前のことですが、いつもお世話になっている内PEEEにて、夏用DJミックス『さまーそるときっく 2016』をリリースしていただきました。
前年までのテーマは、『男女でワイワイ!!憧れの夏の光景』という自分が体験できず、ルサンチマンを思いっきりぶつけたような内容だったのですが、今年はちょっとちがうテーマをつくることにしました。
そこで実際に自分が過ごした夏を再現しようと思い立って、どんな夏を過ごしたっけと思いだしたところ…

 

免許取り立て、深夜男だけで地元をドライブ!
カーオーディオからスヌープ!!もしくは妄想族!!
男だけでファミリーレストランにてオールナイト!!
ちょっと怖い先輩宅!!無駄に広いコンビニでたむろ!!!

 

そんな体験や光景でした。

そんな夏を恨み過ぎていたせいか?は謎ですが、実際にこの時期聴いていた悪めのHIPHOPは、一時期すごくダサく感じていて、まったく聴くことはなかったです。
ですが、自分も大人になったのか?おじさんになって懐古主義になったのか?とにかくスヌープを聴くとご機嫌になり、妄想族はまだちょっと苦手ですが悪い歌詞でいいね…ぐらいの感覚になりました。


そこでテーマは『夏・ヤンキー・車』と決めました。

 

当初は、『ヤンキー・車』をガンガン推していこうと思っていたのですが、ブックオフDragon Ashの『Viva la revolution』を見つけ100円でゲットし聴いてみたら、USヒップホップやさんぴん系の日本語ヒップホップしか興味ないふりをしながら、裏でDragon Ashケツメイシやキックザカンクルーなど聴いていたのを思い出し、そんなニュアンスを入れて行きたいと…結果ゴチャっとした印象になりましたが、これも味ということで。

 

自分的には、7曲目のAlex P. Body ~ IO ~Kool G Rapの流れが単純に気持ち良かったり…。
また、17曲のSMITH-CNの『Kids' Return』ってことで子供に戻りたい!みたいな感じから、Beenzinoの『Time Travel』。そしてパブリック娘の『Summer City』のリリックは未来からきた男の話だったりして、なんとなくSFつなぎだったり…。

そのへん聴きどころです。是非聴いてみてください。

f:id:sdmmm:20160822203608j:plain

www.mixcloud.com

 

【TRACKLIST】

01. poivre / ASH dub
02. Dr. Dre / Lolo (Intro) feat. Tray-Dee & Xzibit
03. Jazz Dommunisters / DRIVE feat. OMSB, AI ICHIKAWA
04. R61BOYS / fit
05. DJ Quik / Dollaz + Sense
06. K-YO / 京浜ライダー feat. Kayzabro (DS455)
07. Alex P. Body / Can You Dig It
08. IO / Here I Am
09. Kool G Rap / My Life
10. Dr Dre / Next Episode (Kamil Remix)
11. PSYCLU / TOMMY DIGITAL - SNSHNE
12. イシズカケイ / Summer Bucket List feat. Pinkey
13. S.L.A.C.K. / 夢と現実の間
14. リトルトーキョー / サマーキラー
15. Mayer Hawthorne / Lingerie & Candlewax
16. C.O.S.A. / 6号公園
17. SMITH-CN / Kids' Return
18. Beenzino / Time Travel
19. パブリック娘。 / Summer City
20. PETZ, MonyHorse & JNKMN / mirage
21. KOITAMA / は思う。ずっときみのそばにいる。
22. Dragon Ash / Let yourself go, Let myself go

RELEASE: 2016
ARTWORK: イシズカケイ

SPECIAL THANKS: Barber Shop Boi

 

 

最後に収録させていただいたC.O.S.A.の『6号公園』を貼っておきます。今もっともカッコいい男の一人だと思います!

soundcloud.com

 

 

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

 

初恋とはなんぞや

初恋とはなんぞや

 

 

黒過ぎるおでん - よしく(静岡)

先日、静岡に行ってきました。

途中、伊豆シャボテン公園に寄って、最近はまっているサボテンや多肉植物やだらだらしている動物を見たり、完成度が高すぎないゆるい雰囲気に和み、楽しすぎない感じが良い!と実感。

f:id:sdmmm:20160621212408j:plain

そして、夜は静岡おでんを求めて、夜の街を少しぶらぶら。
青葉横丁という静岡おでんを出してくれるお店が密集されていた通りがあるということだったので、行ってみるととても良いバイブス。

f:id:sdmmm:20160621212417j:plain

日曜日だったので、半分ぐらいお店が閉まっていて少し閑散としてた。それがまた地方の呑み屋街に来た感じ。思わずニヤニヤしちゃいました。

一軒目の入ったのが、『静岡おでんや おばちゃん』。比較的、新しくできたお店だったようで、チェーン店のような店内で安心して楽しめるお店でした。壁の張り紙に「青葉横丁で初の明瞭会計」と書いてあった、どうやら青葉横丁のお店は値段を提示していないお店が多いようだ。

まず、静岡割りってなんだ?と思って頼んだら緑茶ハイでした。

f:id:sdmmm:20160621212429j:plain

はじめての静岡おでん。魚を削った粉をかけて食べるようです。うまい。

f:id:sdmmm:20160621212457j:plain

店主だと思ったおじいさんが、店主の父親さんだったみたいです。程よい距離感で接客してくれて、リラックスして呑めました。

二軒目は、老舗が良いと一番提灯がボロい店に入ろうと通りを行ったり来たり。ちょうど同じボロい提灯のお店が二軒あったので、暖簾を見て古そうなお店へ。店名は『よしく 』。

店に入ると、乱雑な雰囲気。
「いらっしゃいませ~」というくたびれた店主は、すでに呑んでいるのか、呂律がまわっていない。
普段ならこういう空気感の楽しめるが、今日は妻がいるので、少しやっちゃったのでは…と恐る恐ると瓶ビールを注文。

おでん鍋を覗き込むと、汁が黒い。さっきのお店と全然違う黒さ。
そうしてると店主のおじさんが、スーパーに売っているような発泡スチロールの容器からゴソゴソと何かを出してきて「はい、お通しね」と。アジのお刺身にだった。これが予想に反して新鮮で美味しかった。妻も箸が進んでいて安心。ひとまず緊張がほどけてきた。
そのあと適当におでんを注文。黒くて見た目がなんだかわからないが、多分魚の練り物ような感じだったが味がすごく染みているし、はじっこのほう少し溶けている。大丈夫?っぐらい。大根は芯まで黒い。

f:id:sdmmm:20160621212510j:plain

おでんをつまみながらぼーっテレビを眺める。店主のしょうもないユーモアに笑いながらあいのてを入れる。ビールを飲む。またテレビを眺める。

最高の時間。

会計を頼むと古いそろばんをはじき「○百万円ね(いくらか忘れた…)」と店主。「高いっすね!笑」とお金を払い店を出る。もう一軒はどう?と妻に言ったらお腹いっぱいとのこと。

今度は、お店が開いている週末に青葉横丁を行ってみたいと思いながら、帰路についた。


次の日、朝からおでんが食べられるという『まるしま』というお店があって行ってみたけど、ここも最高でした。

f:id:sdmmm:20160621212532j:plain

f:id:sdmmm:20160621212549j:plain


 

お仏壇の鈴のような酒器 - マジュン(韓国 ソウル)

先月の三泊四日で韓国へ行ってきました。

目的は、たくさん食べること。あと、ヤン・イクチュン監督の『息もできない』に出てくるチャミスル(多分)で乾杯するシーンがあって、それに憧れに憧れていたので、チャミスルを場末の酒場で呑むこと。

一日目深夜、人がほどんどいない闇市のような道をビビりながら通り抜け、黄鶴洞ホルモン横丁という最高の通りで、チャミスルとコプチャを堪能し、その後もとにかくたくさん食べた。

f:id:sdmmm:20160323195041j:plain

f:id:sdmmm:20160323195101j:plain

f:id:sdmmm:20160323195128j:plain

f:id:sdmmm:20160323195138j:plain

f:id:sdmmm:20160323195147j:plain

f:id:sdmmm:20160323195157j:plain


三日目の夜、ここまで落ち着いて呑むようなお店に行っていなかったので、韓国の酒場的なところを求めて、「韓国 酒場」などのキーワードでググってみたけど、それらしくお店は検索されず。

しかたなく、マッコリバーという紹介され方のお店に行ってみた。大通りからわき道に入り、路地から路地。小さなお店がポツポツあり、どうやら酒場的なお店がちょくちょくあるようだった。

f:id:sdmmm:20160323195217j:plain

期待が高まり、お目当ての店に到着。少し奥まったところに扉があり、その上には真っ白の電光看板に『マジュン』という文字。シンプルでカッコイイと思った。

中に入ると、和風とちょっと違う木造の建物。韓国の歴史系の映画などに出てきそうな雰囲気。マッコリバーというか酒場じゃないか!とうれしくなり、メニューを見た。

f:id:sdmmm:20160323195258j:plain

日本で聞いたことのない魚料理とチジミを注文。お酒はマッコリ界の仙人的な人が作ったというものを注文。

ワクワクしながら周りの席を見ると、すごい数のチャミスル空き瓶。会話もはずんでいてとても楽しそうだ。

まずお通しできたのが、大量のワカメ。いかにもワカメだったのですが美味しかった。

次に、マッコリが運ばれてきた。全然甘みがなく、酸味がある感じ。日本で呑んでいるマッコリをまったく別物という印象。酒器がお仏壇の鈴のような神々しい感じでした。重かったけど呑みに重みが増す感じで良かったです。

f:id:sdmmm:20160323195322j:plain

魚料理は、油で揚げたような感じで、とりあえず骨が多かった。チジミは日本のと変わった印象はなかったけど、とてもおいしかった。

f:id:sdmmm:20160323195337j:plain

f:id:sdmmm:20160323195345j:plain

お会計をしたら、2人で3000円ちょっと。

食事とお酒においては、日本とくらべると少し安い印象でした。
コンビニでマッコリの750mlが150円ぐらいだったので少しびっくりしました。

そんなわけで、また韓国の酒場攻めてみたいです。

 

www.seoulnavi.com

 

息もできない [DVD]

息もできない [DVD]