カメラのレンズって高いですよね。初心者なのでびっくりしちゃう。
4万円ぐらいで安いなんて言われてて、8万円ぐらいはざらです。PS4を2台買えちゃうし、DTMだって買えちゃう。
インターネットを漁っているうちにオールドレンズ、いわゆるフィルム時代のレンズを専用のアダプターでデジタルカメラに装着できるということを知りました。これがピンキリですが、1万円を切るぐらいの安いものもある。
それならと面白い写りものが欲しいということで、ぐるぐる回っているようなボケが出るという『HELIOS 44-2 58mm』を目星をつけた。
このレンズはソ連時代のロシア作られていたレンズで、ドイツのCarl ZeissのBiotarというレンズとコピーしたものという。Carl Zeissのコピー版という面も気になって、すぐ欲しい!欲しい!と秋葉原の中古カメラ屋まわって見つけたので購入した。大体1万円ぐらいだった。
それをX-Pro2に装着し、その辺を散歩しながら撮影してみました。マニュアルフォーカスなので、どうしてもシャッターを切るまで時間がかかってしまいますが、それもカメラを撮っている感があって楽しい。不便を楽しむ感じで悪くない。
というわけで作例は以下です。なんもフィルターを通しておらず、撮ったまんまの写真です。
撮影してみて感じたことはとにかく面白いレンズかと。
ぐるぐるボケを出すにはF2ぐらいで、被写体を真ん中にして背景は少し距離があると良い。 また背景は花のような目立つ色のものをちょくちょく入れるのがわかりやすくなる気がした。
また背景に木漏れ日などちょっとした光を取り入れると、いい感じの玉ボケになります。
絞るとそれなりにしっかり描写されるけど、写真の端の方は流れるようにぼやけてしまう。また絞るほど全体的に色が濃くなる印象です。
にしてもしっかり撮れるレンズもいいですが、弱点があるけど個性が強いレンズの方がキュートというか愛着が湧きますね。
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