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イシズカケイのめんどくさいオジサン

HIPHOPと漫画とお酒が好きな、中年のブログ。

「 菊地成孔の粋な夜電波」のCM前のポエム?漫談?小話?が好き過ぎて…

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31になって数日たったある日、僕は突然大人になった。

なれるはずもない菊地成孔に憧れて、新宿歌舞伎町のロイヤルホストにいかなくなったし、ドラゴンボールでサイバイマンにやられたヤムチャに対して、涙を拭ったりしないようになった。

要するに傷つきやすくなくなったのだろう。

ところでみんな、よく見かけるアニメキャラを自分の性欲のまま、エッチに書いた絵に対してどう思うだろうか?

やたら胸とお尻がデフォルメされていて、顔が童顔なやつ。

まだ傷つきやすい諸君は、こんな感じだろう。

今期のアニメで嫁候補を描いては描いては、それをいやらしい目で眺めて、息を「ハァハァ」させる。頭の中はとっくに満腹。

そんな未成熟な諸君には、大人になった僕がひとつ得策を教えてあげるとしよう。

たとえば僕の目の前には、とてもかわいい女の子がいるとする。

今流行の丸いフチのメガネではなく、近未来なデザインのメガネが、なんだかサイバーパンクっぽくて素敵だ。こういうのが「AKIRA」っぽい、と教えたのが僕なのだが、とにかく可愛い。

そんな彼女がちょっと退屈そうだったので、「君の似顔絵を書いてあげるよ」と、僕は最高の表情で接した。

まず、輪郭を描く、ここは丁寧に描くなければならない。

そして目を書く。「君に届け」の主人公のように、敢えてキリリと描くよう意識する。

この工程は、女の子にウケる絵を描くためだ。

そして、体を描く。程よく丸みを意識しつつも、あまりいやらしくない様に。

西村ツチカの描く女の子のように、お洒落で少しアートっぽく。

驚くべきことに、僕はpixivでアップしたらサブカル男子も少女漫画しか読まない女子も、こぞって、評価ボタンを押してしまうような、離れ技を見せる。

31になる前の僕だったら、やたら顔が童顔で、いやらしい体つきの絵を描いて、

キモイと言われていただろうが、大人になり傷つきやすくなくなった僕は、クールに、そしてアートな似顔絵を完成させる。

完璧じゃない。

さあどうぞ!見てごらん。と僕は最高の上目遣いで、描いた似顔絵を見るよう促した。

あれ?彼女の反応がない。

もう一度、さあ見てごらん。

あれ?女の子特有の「氷菓」の千反田えるのような笑顔はいったいどこに。

ね、ねえ?あの君、この絵嫌い?

これ、似てるよ。と僕は冷や汗をかきながら言った。

女の子は「え!?」と言った。

傷つきにくくなったなんて嘘だ。焦った僕はちょっと大きめな声で言った。

あの、この絵嫌いですか?

彼女は、近未来なデザインのメガネを外して言った。

「この絵、私?かわいー」

え!?そのメガネ、googleグラスなの?

何見てたの?

小津安二郎

おっしゃれー!

 


 

これが本ネタ。

菊地成孔の粋な夜電波」のCM前のこのポエム?漫談?小話?

とにかくこれが大好きなのだ。多分20回以上は聴いていると思う。