めんどくさいオジサン

めんどくさいと言いながらいろいろやる趣味ブログ。最近は音楽制作とキャンプ。

なぜワールドカップの時に、サッカーに対して距離を置きたくなるのか?

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先日、日本vsコーポジボアール戦を東京ドームのパブリックビューで見た。

友達に誘われて、最近あんまりサッカー見ていないけど、見に行ってみるか~そんぐらい半信半疑な気持ちでした。中に入ると、とにかくすごい人ですごい盛り上がり。そして日本のユニフォームを着た人達が半分以上は余裕でいたと思う。そして観客が若い。多分20代前半ぐらいの人が多そうでした。

残念ながら、試合は負けてしまいましたが、それなりに面白かった。だが…ザワッとした何かが残ったので、この気持ちはなんなんだろうと少し考えてみた。ざっくりしているから、ツッコミなしでお願いします。

先ほど書いたとおり、観客は本当に若い人ばかりだった。そのときサッカーは若者のモノ、ユースカルチャーなんだな~と思った。

ワールドカップに乗っかって渋谷の交差点で円陣を組み暴れる若者、エグザイルを真剣にカラオケで歌う若者、ファンキーモンキーベイビーズを聴いて青春を謳歌する若者、高田馬場の駅前にたむろする若者ってか大学生(怒!)。よくわからないけど、そんな感じのものを今の日本のユースカルチャーと仮定します。(ちょっと古いですかね)

ワールドカップ時の「サッカー?盛り上がっているよね?え!?私?まぁそんな興味ありませんな」的はポジションをとる人、結構いますよね。Twitterでこういう人、結構見かけましたよ。自分もそんなポジション、つい先日会社の人との会話でとってしまいました。

もっと過剰な人は、わざわざワールドカップ時に「サッカー!?ってよりか野球でしょ!?」って人もいますよね。ポッドキャストでそんな人いたし。

もっともっと過剰な人は、「日本、負けろ!」ってのもいますよね。多分。

とにかくそんな人達は、なんでそんな態度をとるかっていうと、今の日本のユースカルチャーのカウンターなのかなと。

サッカーのカウンターの野球、サッカーのカウンターの俳句、サッカーのカウンターの盆栽。なんだっていいのですが、このあえて感。ユースカルチャーに対抗してのオヤジカルチャー。

音楽で言うと去年ぐらいのディスコブーム、EDM(ユースカルチャー)に対するディスコ(オヤジカルチャー)のカウンターみたいな感じです。

こう考えるとアレアレ!?と思います。本来、カウンター言うのは、反政府的といいますが、マイノリティーといいますか、尖った感じなはずです。

しかし!?野球、俳句、盆栽は尖っていますでしょうか?ディスコは尖っていますか?(解釈がむずいですが…)

実は、ただ単に年を重ねたのかもしれないなと思うのです。ただ年をとり、年相応のものに興味を持つ。演歌は廃れるのか問題です。自分も実際、演歌まではまだいってませんが、昭和のムード歌謡など最近よく聴きます。

そう考えるとワールドカップの時に、サッカーに対して距離を置きたくなるのは、ただただ自然なことなんだな~と思いました。

ただ、そんなザワっとくるワールドカップですが、半信半疑で人の多いところに行って観戦してみると、先ほども書きましたが、それなりに面白かったりしますよ!

まぁ、そんな昔からサッカーが好き過ぎる人とかは、まったくサッカーに対して興味ない人にとっては、あんま関係のない話でした。