先日、DJ UCHIAGEさんの内PEEEにて、自分のDJMIX『さまーそるときっく2014』がリリースされました。
イシズカケイ / さまーそるときっく2014 by 内Peee on Mixcloud
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ボブa.k.aえんちゃんさんが担当した素敵なアートワークを見ての通りなのですが、今年の夏、海に行くカーステレオで、セミの声が響くエアコンがない部屋のスピーカーで、休日出勤の電車の中でせめて心だけでもバカンス~と水着ギャルに妄想しながらイヤホンで…是非是非!!皆さんに!!!聞いてもらいたいDJMIXになっております。
全体的には夏を歌っている曲、夏っぽいエレピをつかったメロウな曲、単純に好きな曲(あんま夏っぽくないけど好きだからしょうがない)を選曲し、ジャンル的にはちゃんぽんなミックスになっております。
ところで単純に夏の曲って名曲が多いと思いませんか?自分は常々そう思ってまして、なんでかな~と考えてみたわけです。
考えた結果、自分の夏の思い出に足りないものを保管のために夏の曲を自然に欲してしまっていることだと気付きました。
子供ころから電通的な広告代理店的なアレな奴らがテレビ、漫画、音楽が夏は最高よ~と自分に刷り込み続けたのです。もう、大人になる頃には夏中毒なわけで、もう夏でぶりぶりなのですよ。夏中毒。ってかジブリアニメの「海がきこえる」って知ってますか?あれ18歳ぐらいのとき見たんですが、もう狂いそうになりましたよ。ひと夏ずっとあの世界を行き来してて、アナザーストーリーとか妄想してましたよ。苦しめてくれてジブリありがとう!最高!
話を戻して…実際、電通的な広告代理店的なアレな奴らの夏情報とは違って、自分にとってのリアルな夏はとてもつらいものでした。(男女交際的に)
毎日家でゲームしてるか、ゲーセンに行ってるか、ゲーム屋にいるか(ゲーム屋を要塞と呼んでいたっけ)…。登校日たった一日以外、女の子を一言も口をきいていない夏もあったはず。
そんな夏を過ごした自分の記憶を保管するために、自分は夏の曲を聴き、自分を自分で抱きしめるのです。
ルサンチマン…30過ぎたおじさんがこんなルサンチマンをガンガン語っていいのだろうか…。いくつか歳の離れた先輩が「毎年、夏が来るたびに何かに期待をして、ときめく」みたいなことを言ってました。これを聞いたときみんな同じなんだと思い、このルサンチマンはずっと持っていてもいいんだーとちょっと救われた気持ちになりました。
まぁ…過剰に書きましたが、そんなルサンチマンな思いを込めた作品が「さまーそるときっく」なのです。
是非是非、聴いてくださったら幸いです!
過去の「さまーそるときっく」も貼っときます。
Somersaultkick 2013 by Kei Ishizuka on Mixcloud
Somersault Kick 2008 by Kei Ishizuka on Mixcloud
最後に、作品をリリースをしてくださり、力の入った塗り絵をしてださったDJ UCHIAGEさん、最高を夏をアートワークで表現してくださったボブa.k.aえんちゃんさん、いつも良い曲を教えてくれるくら君に感謝します。
それでは、今年こそみんなで最高の夏をむかえましょう~!