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イシズカケイのめんどくさいオジサン

HIPHOPと漫画とお酒が好きな、中年のブログ。

溢れる物の中で呑んだ話 - 昭和サロン 小柳(北千住)

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先日、友人と北千住で呑んだ。1軒目はこのブログでも紹介したことがある「ささや」。

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 2軒目を求めてフラフラと散策していたら、サブカルや昔のデザインに詳しい友人が店先の地面に置かれていたとあるポスターのひとつに反応。

前からその店の前を通るたびに「やばいオーラの店だな」と思っていた。怖い怖い…と思いながらも、せっかくだからと思い切って入ってみた。

店内は、本やレコード、一見ガラクタなど、とにかく物・もの・モノに溢れかえっていた。正直、溢れすぎだ。呆気にとられていると、白髪で髪の長さはミディアムのマスターが「いらっしゃい♪」と。なぜかイントネーションは女性のようだった。奥にはひとりドレスを着たおばあさんに居た。この店のママらしい。

お酒を注文すると、マスターに「1杯、私とママにもご馳走してもらっても良いかしら」と。どうやらキャバクラや1銀座にある倶楽部的なシステムらしい。

水割りを注文すると、マスターは「これは貴重な物よ」とガラクタの中から何かを持ってきてくれた。

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おー!金八先生の台本だ。

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うおー!ドラゴンボールの原画。

忘れてしまったけど、ほかにも昭和初期の雑誌や珍しい写真集や珍しそうな漫画を、マスターがすごい勢いで見せてくれた。

ガラクタに見えた山は、貴重で価値のある物の山だった。店内の物は博物館や展示会などにも提供とかもしているとか。

ひといきついていると、目つきが印象的なおじさんが入ってきた。多分常連であろうおじさんだが、マスターに「俺はここにある漫画とかまったく興味ないし、気持ち悪い物だと思っている」と。

なぜ、この店に来るのだろうと思っていると、そのおじさんに話しかけられた。「戦国時代で大事なのは信長。信長の追えば歴史の全体がわかってくる」と延々と歴史を紐解かれた。自由なおじさんだ。

いい時間になってきたお勘定を頼んだ。

そうするとマスターが「このママはすごいのよ。一緒に写真撮っていって。そのかわりママにもう1杯おごってね」と。もう1杯おごることになるし、何がすごいのかわからなかったけど、すごいのなら撮っていくかと店先で記念撮影をした。

お会計は、二人で水割り4杯、マスターにママに2杯づつ、おしんこ(トマトやカブで結構美味しかった)で9000円。一人4500円。

正直高いと思ったけど、この時間は非現実的だったし、なんだかすごい変な店に行ったという高揚感はある。だけどやっぱ高いんじゃないか…いやこれは世間でいうコスパという概念では計り知れないのだ…とグラグラと揺らぎながら、ママと撮った写真をインスタグラムにアップしながら帰っていった。

いいね!の数は29だった。

 

あとで調べたら、『昭和サロン 小柳』という店だったみたいです。

たしか今年いっぱいで店を閉めるみたいなことを言っていたのが、なんだか少し寂しい。

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