先月の三泊四日で韓国へ行ってきました。
目的は、たくさん食べること。あと、ヤン・イクチュン監督の『息もできない』に出てくるチャミスル(多分)で乾杯するシーンがあって、それに憧れに憧れていたので、チャミスルを場末の酒場で呑むこと。
一日目深夜、人がほどんどいない闇市のような道をビビりながら通り抜け、黄鶴洞ホルモン横丁という最高の通りで、チャミスルとコプチャを堪能し、その後もとにかくたくさん食べた。
三日目の夜、ここまで落ち着いて呑むようなお店に行っていなかったので、韓国の酒場的なところを求めて、「韓国 酒場」などのキーワードでググってみたけど、それらしくお店は検索されず。
しかたなく、マッコリバーという紹介され方のお店に行ってみた。大通りからわき道に入り、路地から路地。小さなお店がポツポツあり、どうやら酒場的なお店がちょくちょくあるようだった。
期待が高まり、お目当ての店に到着。少し奥まったところに扉があり、その上には真っ白の電光看板に『マジュン』という文字。シンプルでカッコイイと思った。
中に入ると、和風とちょっと違う木造の建物。韓国の歴史系の映画などに出てきそうな雰囲気。マッコリバーというか酒場じゃないか!とうれしくなり、メニューを見た。
日本で聞いたことのない魚料理とチジミを注文。お酒はマッコリ界の仙人的な人が作ったというものを注文。
ワクワクしながら周りの席を見ると、すごい数のチャミスル空き瓶。会話もはずんでいてとても楽しそうだ。
まずお通しできたのが、大量のワカメ。いかにもワカメだったのですが美味しかった。
次に、マッコリが運ばれてきた。全然甘みがなく、酸味がある感じ。日本で呑んでいるマッコリをまったく別物という印象。酒器がお仏壇の鈴のような神々しい感じでした。重かったけど呑みに重みが増す感じで良かったです。
魚料理は、油で揚げたような感じで、とりあえず骨が多かった。チジミは日本のと変わった印象はなかったけど、とてもおいしかった。
お会計をしたら、2人で3000円ちょっと。
食事とお酒においては、日本とくらべると少し安い印象でした。
コンビニでマッコリの750mlが150円ぐらいだったので少しびっくりしました。
そんなわけで、また韓国の酒場攻めてみたいです。