ゴールデンウィークに銚子に遊びに行ってきた。
きっかけは、ローカル線に対して、緑に囲まれ、地元の老人が何かつまみながらおしゃべりしてて、列車の速度が遅くて、なんとなくボーッと旅ができるみたいなステレオタイプのイメージを持っていて、ローカル線があって家からそんなに遠くない銚子をチョイスした。
また、ちょっとしたファンである菊池成孔の生まれ故郷。現在はもうないらしいんだけど、菊池成孔の実家は居酒屋だったらしく、その実家の居酒屋で起こった出来事をたまにラジオで語れていて、その場末な雰囲気がとても印象的だった。
なんとなくそんな雰囲気の居酒屋で、酒を飲めたらとも思い、下調べもそんななにせずに出発。
3時間ぐらい電車に揺られ、銚子着。
駅前に気になる店が。若いカップルが入ろうとして中を見たら躊躇してました。
銚子鉄道に乗り換え。
なかなかいい女。
こんな風景が続きます。
あとで気づいたのだが「惡の華」の舞台になったとか。
海には、気持ち悪いけどカッコイイものがあふれてる。
犬吠埼のお土産やさんで腹ごしらえ。
バブルの残り香。
奥に行くと駐車場になっていた。
おじさん一人で泊まるホテルとしては、夢があふれていた。
夜になり、街をブラブラしてみた。8時半ぐらいでほとんど人通りがない。ネットで調べて気になっていた『大海』発見。
せっかくなので、松竹梅の松の盛り合わせを注文。うまい。
メヒカリの揚げ物。これもうまい。
締め。おかみさんが「人通り少なかったでしょ。銚子はどんどん人が減ってるの」とのこと。少し寂しい気持ちになった。とりあえず地元民が集まる良い店でした。
夜の漁船カッコいい。
二日目は徒歩は銚子をまわってみた。ん?犬?
いたるところにお化けみたいなアロエがある。
いかにも田舎な神社。
わりかし最近のだと思う。
昔ながらの漁港を眺めてシュークリームを食べました。
バイブス溢れる『犬若食堂』。
キンキンでした。
イカうまい。
これで一人前のかき揚げ。
押見修介のサインがあった。仲村さんの実家の舞台が銚子だったようです。
つくしさんに乗って帰りました。
銚子は多分、バブルのころに観光地化を頑張ってけどあまりうまくいかなくて、程良く寂れているようで、それが魅力的な街でした。自分的はこの程良くってところが大事なのかなと。
また、千葉なのに離島に遊びに行った感覚になった。
得した気分で帰路に向かいました。
旅中読んだ『ゴールデンゴールド』と『清原和博への告白』の両方が最高でした。
清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実 (Sports Graphic Number Books)
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