めんどくさいオジサン

めんどくさいと言いながらいろいろやる趣味ブログ。主にトラックメイクと漫画とお酒。

ゴールデンウィーク消費忘却録

 

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ゴールデンウィークが終わる。

実は5月から新しい職場なので、この期にデザインやプロジェクト推進の勉強するつもりでTrelloにもタスクを記入していたのだったのが、進捗20%ほどしか進まなかった。自粛を期に自分の時間が増えて新しいことをはじめよう!って人は多そうだけど、自分のように手付かずってパターン多そう。この現象、行動経済学で説明がつきそう。

連休中は漫画や本やドキュメンタリー見たりゲームもした。消費しかしてないので、なんとなくアウトプットしたく、消費したものの中で良かったものをザックリ書いていこうかと。

 

漫画

横須賀こずえ - 小田扉

団地ともお』の小田扉先生の新作。今回は犬が主人公だ。迷い犬のこずえが気づいたら、その家族の一員に。その過程がもうクスクスと笑っちゃう。一話完結型でストーリーは進み、日常パートだと思ったらセンスオブワンダーな世界に迷い込む。団地ともおの読後感に似ており、ファンにとって最高すぎる作品。 

横須賀こずえ(1) (ビッグコミックス)

横須賀こずえ(1) (ビッグコミックス)

 

 

冬物語原秀則

昭和の終わりから平成にヤングサンデーで連絡された青春もの。予備校生の主人公が恋愛にうつつを抜かすストーリー。この主人公が優柔不断で行動も幼稚でとても腹が立つのだが、昭和の終わりから平成のファッションや街並み、未成年が大衆居酒屋で飲んでいる風景などとてもおおらか時代の雰囲気がとても良かった。

冬物語(1) (ヤングサンデーコミックス)

冬物語(1) (ヤングサンデーコミックス)

 

 

ちさ×ポン - 中野 純子

自分が大学時代(2001〜2005年)にヤングジャンプで連載されていた漫画。性描写が多くて当時鼻の下伸ばして少し読んでいた作品なんだけど、ちょっとレイドバックして浸ってみるかと思って読んでみた。やはり性描写が多い作品であったが、改めて読み直してみると当時の青年誌で性についてかなり啓蒙的(ふたりエッチとは別の意味)だったりで読後、少し背筋が伸びた。レイプ被害にあった主人公が彼氏の提案で旅で出る。そこでの回復のストーリーは誠実で涙が出そうになった。当時よりフェミニズムが強くなった現代だったら、中野純子先生(2012年に当時45歳で亡くなりました)はどんな作品を書くのだろうと物思いにふけった。

 

インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール - Will Grant

UIのお約束が101個にまとまっていて、オライリーの割には読みやすかった。使いづらいUIを例に挙げては、そのUIに対してネチネチと愚痴っぽく書かれていてニヤニヤしちゃった。なぜに著者はここまで怒っているかと言うと、自分の限りある時間を無駄にされたからだ。デザイナーは人の限りある時間を無駄にさせてはならないと再認識した。

インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール

インタフェースデザインのお約束 ―優れたUXを実現するための101のルール

  • 作者:Will Grant
  • 発売日: 2019/11/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング - 広木 大地

前職でとあるBtoCサービスを立ち上げ、失敗しちゃって。そこではメンバー内の不和、先が見えない不安、結果半数以上でプロジェクトを離脱(退職)して、自分もこれが原因で会社を離れることになった。この本で書かれていることは、いかに不確実性をなくすことが良い方向に導くことになるか、説得力を持って書かれている。読んでいて共感しかなかった。また、アジャイルを歴史から紐解いて、源流はアメリカ西海外のヒッピー文化から来てて、ドラッグとロックは世界を新しい方向へは導けなかったが、コンピューターはそれができた!という胸熱なことも書かれていた。チーム重視で仕事を進める人全般におすすめしたい本だ。

 

ドキュメンタリー

NHKスペシャル「ヒグマと老漁師~世界遺産・知床を生きる~」

知床で漁師をするおじさんとヒグマのドキュメンタリー。ヒグマが数十メートル先にいるのにおじさんが「コラ」と叱って追い払うシーンが何度も出て来て、これが普通なの?いや待て凶暴なヒグマだぞ…クラクラする映像…すごい。後半、ユネスコの調査団がおじさんのところに来るのだが、調査中にヒグマ数匹が囲い込まれる。そこでおじさんが睨みを利かすと熊達が逃げていき、調査団が驚く。人間とヒグマ共存という報告は今までに類を見ないと。

見終わった後、環境保護に関心が深まり色々調べたら、基本的にはきちんと生き物たちとの間に境界線を作り、そのゾーニングをした上で、生き物たちの恵みを自分たちで管理するような社会を作ることが良いらしく、この知床で起きていることは異例中の異例なんだと思った。

ちなみにNスペはAmazonプライムの有料プランで見れます。72時間とかねほりんぱほりんがあるので最高!

 

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ゲーム

VA-11 Hall-A ヴァルハラ

20XX年、サイバーパンクの世界でバーテンダーとして、サイボーグやアンドロイド、人間に対して、愚痴を聞きながらカクテルを提供するゲーム。AKIRA攻殻機動隊が好きな自分にとって世界観が最高で、その世界でモブキャラに慣れる感覚。しかし、語られる仕事観、恋愛観、価値観、倫理などリアルというか、とても大人な内容で飲みながらでゲームをやっていると、ついつい飲みすぎちゃう。 

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VA-11 Hall-A ヴァルハラ - Switch

VA-11 Hall-A ヴァルハラ - Switch

  • 発売日: 2019/05/30
  • メディア: Video Game
 

 

Death Stranding

去年末、何かを話題になった小島秀夫のゲーム。映像やストーリーにクオリティーの高さに驚き、出演者もあれどっかで見てことあるなと調べて見たら、マッツ・ミケルセンニコラス・ウィンディング・レフンギレルモ・デル・トロなど超豪華で再度驚いた。また誰もいない荒野や山道を一人彷徨うゲーム体験は、まさにソーシャルディスタンスであり、堂々と遊びに行けない今こそやる価値があるゲームだと思った。暗い内容だけど、なんか少し元気が出た。

【PS4】DEATH STRANDING

【PS4】DEATH STRANDING

  • 発売日: 2019/11/08
  • メディア: Video Game
 

 

以上。

ゴールデンウィーク何もできなかったなーと思っていたけど、書いてみるとそれなりに充実していたかも。

 

変化した生活のメモ 2020年の春

4月後半になり、もう1ヶ月ほどほとんど家にいる。

朝起きて、子供を起こして、朝ごはんを食べて、ラジオ体操して仕事に入る。

仕事の余裕があるときは子供と妻と庭で雑草を抜いたり、虫を探したりしている。今日なんか板をひっくり返したら、今までみたことのない数の蟻を見た。すごい密度で本当にびっくりした。発見はみじかにもあるなと。

その後、妻の作ったお昼ご飯を3人で食べて、子供は昼寝。

また仕事に戻って、腰が痛くなったら立ち上がって後屈をする。眠くなったらちょっと横になったりする。

ミーティングはSlackのWEB会議ですます。あまり喋ったことがないメンバーとの人ともフランクに話せて、こっちの方が会うよりもコミュニケーションがうまくいくなって人もいた。

おやつの時間に子供を起こして、たまに子供の動物フィギアを使った人形遊びに付き合ったりして、夕方になる。

仕事を済まして、妻の作ったお昼夕ご飯を3人で食べて、ビールなんか飲んだりすることもある。

またUberEatsがやっと住んでいる街にもやってきて、利用する時もある。アプリで注文したあと、配達する人の現在地が地図上に表示されるのだけれども、これが段々と家に近づいてくるのが、ちょっと恐怖に感じる。何でだろ。

夕食のあとは、google homeで適当にテクノをかけて、ダンスをする。これがちょうどいい運動になる。子供も喜ぶし、妻もそれなりに楽しそうだ。

その後、子供のウンコを見守って、一緒にお風呂に入る。お風呂に入れた後、妻が絵本の読み聞かせるところを横で見る。たまにスマホを見ちゃって、注意されたりする。ちなみに子供は「わたしはあなたをあいしています」という絵本が好きなのだが、絵本にしてはすごい文字量で、「わたしはあなたをあいしています」を読んでってなるとちょっとうんざりする時もあるみたい。はじめて自分が読み聞かせしたときは、結構酷いラストに悲しい気持ちになった。

子供を寝かす前は、自分はゴリラを真似をして「ウー、ガオー」とか言って、子供のご機嫌をとる。これが意外と子供が気に入っているらしく、納得して寝てくれる。

その後は自由時間。Amazonプライムを見たり、活字の本や漫画を読む。

AmazonプライムNHKの有料チャンネルに入ってて、海外で著名の経済学者や哲学者がアフターコロナのことについて話す番組があって「新自由主義の終焉を迎える」とか「テクノロジーがもっと浸透していくきっかけになるが、その土俵にはちゃんと倫理がないといけない」みたいな話をしていて、ちょっと前に簡単な経済学の本を読んだり、哲学の本を読んだりしていたので、すんなり耳に入ってきた。こういうのは地味に嬉しい。

活字の本はUXデザインの本だったり、ジョブ理論の本だったり、これは転職後にも活用できそうな知識を得るため。また「暇と退屈の倫理学」という本がなんともタイムリーでSTAY HOMEなんて言われている昨今で、家にいて暇や退屈していることが、何だかいけないことに感じてしまうのだろうということを、歴史や哲学などで紐解く本で、とても勇気付けられる。

漫画はちょっと逃避できるような昔の時代を舞台にした漫画を読む。昭和から平成を舞台にした「冬物語」という注文した。作品に描かれる使い古したステレオタイプ感だったり、ちょっと今の感覚とずれている行動や言動が面白かったりする。あとファッションや背景の街も。

そのあとちょっとした筋トレをして、体を疲れさせた後に床に就く。

 

 

少し前とくらべて生活は変わったと思う。満員電車に乗らなくなったし、仕事のコミュニケーションも変わった。子供が目の前で粘土遊びをしているところを視野の端で確認しつつ、デザインをしていたりする。まぁこれは運良くIT系の仕事をしているので恵まれてると感じている。

そして、とにかく人と合わなくなった。しかたなくzoomなどを使ったオンライン飲み会で友人と話せたりしているが、少しさみしいものある。やっぱ本物を飲み会の楽しさを超えていないし、課題が多い。

 

現状の数値やニュースを見たり、専門家の意見や聞いたりしていると、なんか今の状況がそれなりに長くなるんだろうなぁってことは実感してきた。どんな世界が待っているのだろうかという不安はある。ちょっと前にあった平坦な日常が戻って来ないかもって気持ちもある。でもその日常の中にも面倒臭かったり、うんざりするようなシステムもあったので、それだけはこの期に無くなって欲しかったりする。

そんな感じでずっと家にいるので、今年のお花見は「どうぶつの森」で済ましちゃったけど、来年もしくは再来年ごろには、本物の桜の下で本物の人と乾杯をしたいなと願っている。これだかは無くなってほしくないなーと。

 

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わたしはあなたをあいしています (絵本の時間)

わたしはあなたをあいしています (絵本の時間)

  • 作者:宮西 達也
  • 発売日: 2007/06/01
  • メディア: ハードカバー
 

  

暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)

暇と退屈の倫理学 増補新版 (homo Viator)

 

 

冬物語(1) (ヤングサンデーコミックス)

冬物語(1) (ヤングサンデーコミックス)

 

インドアお花見

コロナウィルスのせいで世界中で、買い占めや学校休校や外出禁止や経済不安など…ちょっとしたパニックが起きている。(ちょっとじゃないかも)

自分もパニックまではいかないが、国の対応が気になったり、電車でも咳やくしゃみをしている人がいると大丈夫かな、と思ってしまう。気が悪いほうへ向かいがち。

 

先日Voicyの澤円さんの深夜の福耳ラジオを聴いていたらいい話を聞いた。

世の中で混乱と自分のことを切り離すという話だ。

例えばトイレットペーパーが買い占めで不足しがちという情報が入る。不安にかられて自分もトイレットペーパーを買いに行く。この行動は外の情報で自分の人生を操作されている状態になる。これは自分にとって豊かな状態から遠くなってしまう。

したがって、世の中の大きなニュースがあって、パニックや不安な状態に支配されそうな時は、自分の人生とその状況を一旦切り離す。切り離すというのは無関係というわけではなく、その状態に自分の人生を寄せ過ぎない。そういうことが大事らしい。

 

思い出したのが、あの東京大空襲の夜でも酒場に飲んべえが集まり酒を飲んでいたというエピソード。出どころは、お酒にまつわる本だったか、もしかしたら映画だったか、そしたらフィクションになるからごめんなさい。

とにかくそのエピソードを聞いた時、なんともマイペースであり、戦争を全く自分ごとにしていない強さ。ちょっと憧れた。

 

そんな感じで大変な状況であるが、この状況をあまり自分ごとせずにとりあえず漫画でも読むかと思っていたら、妻がネットで桜の木を注文してたらしい。なんならインドアお花見でも良いなと思った。

 

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