少し前ですがM3のレポートと、本日コミティアにはじめて行ってきて、同人イベントについてちょっと書いてみようかと思いました。
M3に参加してみて
まずは、M3で売り子してくれた方々本当にお疲れ様でした。そしてお買い上げしてくれた方々もありがとうございました。
on sunday recordingsで参加し、初のコンピレーションアルバム「日常コンピ」は120枚程売れました。はじめは、かなり未知数だったので、まあ30枚ぐらい売れれば上々と思っていたのですが、それを上回る数。びっくりですよ。
お買い上げいただいた方々は、いきなりブースに来て「日常コンピを下さい!」と予め視聴をしてくれたんだろう人や、じっくり視聴をしてお買い上げになった人など、様々でした。また、一緒に売り子をしてくれたKeitokuさんがお買い上げなったくれた人達をコミュニケーション(コミュニケーションが苦手ですみません)をとっていてくれて、販売のきっかけを聞いて、意外にもon sunday recordingsを知っていた方が多くて、びっくりしました。基本的にネット上のみで配信していて、リアルイベントも2回ほど打っていたんですが、なかなか時間を割くことができず、あまり生の声が聞けなかったので、とてもいい機会でした。
M3の後、売り子のみんなで打ち上げに行ったのですが、その一杯目のビールが本当に美味しくて…、こういうビールを今後もたくさん呑んでいきたいと思った次第です。ちなみに、売り上げは使っていないですよ~。on sunday recordingsの次回の一手に使わせていただきますわ。
そうそう、more recordsで日常コンピの通販も始まったので、気になった方は是非是非お買い求めを~。ちなみに週間ランキングで2位になった模様です。ありがたや~。
コミティアにはじめていったよ
昨日、コミティアにはじめていってきました。コミティアとは主に漫画を中心とした同人誌即売会で、有名なコミケとの違いは、オリジナル作品に特化しているところだそうです。
国際展示場駅を降り、会場に入るまではどの程度の盛り上がりがわからなかったのですが、中に入るとかなり人が多くて、ウホウホ!とアドレナリンが出てきまして…。当初は、日常コンピのアートワークを担当してくれたうえむらさんの漫画だけ買って帰ろうと思っていたんですが、この通りです。
ほとんど、表紙買い。買っちゃうんですね ~。
M3の時、日常コンピをジャケ買いした人も結構いたのですが、その気持ちが少しわかったような。
同人イベントは大人の文化祭
ここ数週間のうち、同人イベントで販売する側と、客として購入する側を体験して、思ったことをちょっとまとめてみようかと。
1.盛り上がっている感
会場に行くと思っていたよりも人にあふれている。またTwittr上でもかなり盛り上がっており、祭状態になっている。この熱が大事で、参加するほうは多分自分が思っているよりも売れて、買うほうも自分が思っているよりもついつい買ってしまう。盛り上がっている感、大事ですね。
2.青田買い感
PCの進化とインターネットの普及により、創作活動がしやすくなった。そして、ちゃんと流通にのせているプロの創作物だけが良いってわけでもなく、そうしたアマチュアの創作物でもいいものはある。そんな創作物はいずれ世に出回るかもしれない。そんな作品を購入したい欲ってあるじゃないですか。特に自分のようなサブカル糞野郎は!「あー、あの人ね、メジャーになる前にチェックしてたっすよ!」と。
とあるラジオでとある画家からのお便りがあって、個展をやっていたら昔から作品を購入してくれる人に「あなたは僕が育てたってこと忘れないように」と言われたそうだ。
こんなウザくて、めんどくさい魂がそそられるのが同人イベントである。
3.ここでしか買えない感
レアな作品以外にも、参加ハードルが低いので、ここでしか買えない作品がたくさん出回る。コミティアで「夫婦問題集」と作品を購入したのだが、多分その夫婦の方が売り子をしていて(赤ちゃんも抱えていた)、その光景がほほえましくて…。さっきググったけど、全然情報が出てこず。多分ここでしか買えない作品だと思う。こういう出会いがうれしいね。
4.大人の文化祭感
学生時代の文化祭を楽しんだ人も楽しんでない人もいる。でもみな思うところはあると思う。そんな文化祭感が同人イベントにはあると思う。参加するほうは、日々の仕事をこなして、睡眠時間と削り、休日を使って準備をする。客は、学生の作ったそんなに美味しくない焼きそばを買っちゃうみたいに、普段よりもお金を使うハードルを下げて、祭を楽しもうとする。こういう楽しみって社会に出るとなかなかない。そんな欲求を同人イベントを満たしているのかもしれない。
こんな感じです。
ここ数週間で同人イベントに参加する側、客側を体験できてよかった。今後も同人イベントに足を運んでみようかと思う。