妻に車で北軽井沢に連れて行ってもらった。
夏の避暑地として知られる軽井沢。立派に観光地化されて、素敵なペンションやリゾートホテル、ゴルフ場が立ち並んでいたが、北軽井沢まで来るとオフシーズンなこともあったかもしれないが軽井沢とかけ離れた寂しい印象。電車も新軽井沢から草津温泉まで草軽電気鉄道という路線があったらしいが、だいぶ昔の1962年に配線。その駅舎が残っていてそれがまた寂しい気持ちにさせた。
でも自分はそのような街が好きた。なんていうか作り物ではない剥き出しな感じがする。もしくはうまく作れなかった、続かなかった名残が愛おしいと思う。別に地方や観光地が全て洗練された星野リゾートにならなくてもいいと思う。
帰宅したら父から北軽井沢に同級生が住んでいて、当時よく行ったとのこと。駅舎の周辺の光景は当時からほとんど変わってないことを知って、そのエピソードがまた刻むように余韻に。せっかくだから少し贔屓にしたいので、また夏あたり北軽井沢に行きたいと思った。
撮影はX-Pro02、ZEISS Touit 1.8/32