ここんところ仕事が忙しく少し疲れてた。なので妻にお願いをして、一人で旅行にさせてもらった。
場所は最近陶器に興味があるので栃木の益子にした。陶器のギャラリーやカフェを巡ったり、猪鍋を食べた。
居る場所をちょっと遠くにするだけで、凝り固まった脳が緩む感覚を味わった。知らない景色の中を歩くごとにリラックスをしていくことがわかる。また普段考えないことも考えられた。
これは居る場所によって人の気分は変わるし、考え方も変わる。だからこそ居る場所を変えられないリモートワークは気分も変えられないし、考え方も凝り固まる。リモートワークの辛みですね。
そんなことを考えながら、陶器ギャラリーで饗庭孝昌という作家の水差しに一目惚れをした。ふわふわを力の抜けた線とどこでもありそうな田舎の風景画がとても魅力的だった。今の自分の気分にぴったりだと思い、ちょっと高かったけどえいやと購入した。脳に何か物質が出てたと思う。すごく気持ちがよかった。
知らない街で宿に泊まり、ちょっと散財をすることが、自分を喜ばす方法だと改めて認識しました。
