めんどくさいオジサン

めんどくさいと言いながらいろいろやる趣味ブログ。最近は音楽制作とキャンプ。

退屈な街にスリルを!ナマズ釣りの魅力

ブラックバスが全然釣れないので、ナマズ釣りをはじめた。

きっかけは釣りビジョンの「ヌルヌルなま~ず - デイナマっ!!」という番組。バス釣り番組とよりも明らかにバイトが多く、トップウォーターで釣れて、全国各地どこにでもナマズはいるとのことだ。

本当にいるのか?4月初旬の夜に近所の川に散策に出てみた。流れ込みにナマズが集まるという情報から、気になるポイントに入ってみたが、不発。その帰りになんとなく水門をのぞいてみたら、なんと!ナマズが2匹ほど浮かんでいた。トップウォーターを投げてみたら、暗闇からガボッバッシャーンという激しい音、そのあと沈黙。ミスバイトだったがこのドキドキ感と悔しい気持ちがたまらなかった。これが虜になった。

その日から夜な夜な近所の川を調査しに行った。暗闇をルアーを投げて、何もなかったらライトをつける。そこにナマズがいたり(大体逃げるのでいるのかよって)いなかったりで、目ぼしいポイントはいくつか見つけた。近所の川で浅く小魚がたまるエリア、水の流れがある水門、川につながっている水路などに、ナマズはついている可能性が高いようだ。がなかなか釣れない。ミスバイトだったり、ライトの影響で警戒されたり、何度かルアーを食ってきたことがあるがバラしたりで。

そんなこんないつもと違う水門で水の流れる音が聞こえたので、ライトでチェック。足元でナマズを発見、すぐにライトを消してルアーをジャッカルのカエルワーム「クローンフロッグ」に変更。恐る恐るワームを水面に落とし、チョンチョンチョンと誘うとガボッと音に後にロッドに重みが。フッキングしてそのままブッコ抜きなんとか陸にあげることができた。60cmのナマズだった。

近所でこんな大きな魚をルアーで釣り上げ、ハッスルできることがたまらない。

 

それからちょくちょくナマズも求めて夜釣りに。坊主の日もあるが、ちょくちょく釣果をあげることができている。

 

近所の川の岸際についていたナマズを「キャタピー」で釣った。

 

用水路の草の中にいたナマズ。ラバージグで草の中で探ったら出てきたところを「おちぱっくん」で釣った。

 

近所の川で一回バラしたのに再度食ってきたナマズ。ルアーは「LUXXE AVENGEプロップ」。プロップベイトではじめて魚を釣ったので嬉しい。ちなみにこのナマズ(模様が変わっているので判別できた)は後日も釣った。

 

小魚を襲うボイル音がしたので、「キャタピー」を投げ続けたら出たきた。これは気持ちよかった。

 

google mapと睨めっこして見つけた浦和のいかにもナマズが釣れそうなポイントで。小魚がたまっている浅瀬を「チョップカット」をペラペラと巻いていたら食ってきたナマズ

 

ナマズ釣りを初めて、近所にあるなんともない川、ドブみたいな用水路を見方が変わった。ここにはナマズがたまりやすいか?夜に来るとどうなるだろうか?増水するとナマズが入ってくるのではないか?と思考を巡らすのは楽しい。

これはカメラを始めたときに街の見え方が変わったことや、スケートボードを齧ったときのスロープや地面のなめらかさが気なり始めたり、そういうのと似ている。

退屈な街をスリルな街に変える、どこにでもいるナマズだからこそがこの釣りの魅力かもしれないと思う。